会長挨拶

第85回日本皮膚科学会東部支部学術大会
会長 宇原 久(札幌医科大学医学部皮膚科学講座)

わくわくしながら企画を練りました。概要を紹介いたします。招待講演1はUCLSのBastian教授にお願いしました。2018年のWHO分類第4版の分子生物学的変化を紐づけしたメラノーマの新規分類提案者のお一人で、メラノーマの遺伝子異常の世界的な権威です。最新情報をお話いただきます。招待講演2は私が10年前より手本としてきたレイノルズ先生にプレゼンテーションの極意を伝授いただきます。招待講演3は当学の松村博文先生が2020年度日本人類学会賞を授与されたテーマであるホモ・サピエンスの拡散について講演いただきます。シンポジウムは薬疹(重症薬疹の疫学、治療、分子標的薬による薬疹、減感作療法)、感染症(抗菌薬の適正使用、高齢者の重症感染症、トリビア)、食物アレルギー(診療の手引き、他科との連携、検査の実際、魚介類のアレルギー)、好中球(基礎、病理、腫瘍性および炎症性疾患のレビュー)、メラノーマ、教育講演は遺伝性疾患を持つ患者さんやご家族との付き合い方、母斑という用語の妥当性、行動経済学の医療への応用、在宅の実際、クイズ形式で学ぶ非腫瘍性疾患へのダーモスコピーの応用、皮膚外科と創傷処置の基礎、を取り上げました。今まさに私がお話を聞きたいと思っている先生方にお願いしました。

そして、竪琴ライアー奏者の木村 弓さんのコンサートを企画しました。ジブリやアイヌに関連した楽曲を披露いただきます。お子様と学会に参加される先生方は是非ご一緒に楽しんでください。

COVID禍が嘘のように過ぎ去って、開放感に満ちたリアルな会議が開催できることを祈っています。学会終了翌日の月曜日は祝日です。9月の札幌でおいしいものを用意して皆様をお待ちする予定です。ご参加をお願いいたします。